介護師になるには資格が必要|スキルアップをする手立て

2種類のルート

勉強道具

期間や経済的な負担を比較

介護福祉士は、国家試験に合格した人のみが取得できるという国家資格です。そして国家試験を受験するためには、福祉系高校や養成施設を卒業することが必要となっています。正確には、卒業見込みとなった段階で国家試験の受験が可能となり、合格した場合には卒業と同時に資格証明書が授与されるのです。通学する期間は3年となることが多く、かかる学費は約150万円が相場です。また介護福祉士の国家試験は、介護施設で実務経験を3年間積むことでも、受験可能となります。ただし実務経験を積むためには、まずは実務者研修の資格を取得しなければなりません。これは、専門のスクールで450時間分の講習を受けることで取得できます。受講料の相場は10〜15万円なので、福祉系高校や養成施設に通う場合と比較すると、経済面での負担が少ないと言えます。もちろん、実務経験を積む過程で給料も入ってくるので、むしろ経済力を高めながら介護福祉士になることができます。このメリットから、実務経験ルートで資格取得を目指す人は増えています。ただし、実務者研修の受講完了までには約6ヶ月かかりますし、受講のペースによっては、1年ほどかかることもあります。その上さらに3年分の実務経験が必要となるのですから、介護福祉士になるまでの期間は、福祉系高校や養成施設ルートよりも長めになります。もちろん実務経験がある以上、資格取得後は即戦力として介護施設で勤務できます。このようにメリットとデメリットとがあるため、十分に把握した上でルート選択をすることが肝心と言えます。